英会話で表現の幅を広げる英語2|Put Money on|Pull My Weight|Busman’s Holiday

実践英会話
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Put Money onは『確信する』

Put Money on 〰にはBet on ~=~に賭けると言う意味の他に、~を確信するという意味があります。おや、英語教師のAさんと生徒さん(B)がいますが、Bさんと一緒に英語を習い始めたもう一人の生徒さん(C)がまだ来ていないようです。AさんとBさんの会話を見てみましょう!

例文

A)
Goo afternoon. How are you?
= こんにちは
B)
I’m fine! You?
= 大丈夫!Aさんは
A)
I’m good too!
= 私も元気
I see C is not here yet.
= Cさんは、まだ来てないみたいですね
B)
It seems so..
= そうみたいですね。。
A)
Don’t worry. She will be here soon.
= 心配しないで。すぐに来ますよ
B)
I hope so..
= そうだと良いですが
A)
I‘d put money on it.
= 絶対来ますよ

☆なぜwouldを使う?☆
‘dはwouldの短縮形です。Wouldは過去から見ての未来系で、過去に何かをすると言った(I said I would go to Europe=ヨーロッパに行くと言いました)(過去から見ての未来なのでwillでなくwould)と言う使われ方が一つ、その他に、実際には違う『もし』の仮定系(IF文)では時制が過去になりますので(例:If I were you, I would sleep now.=私があなたなら今寝ます)、IF文に続く文もI will sleepではなくwouldになります。
例文のI’d put money on itも、もし誰かに聞かれたら(実際には聞かれていないので時制が過去になり)I would put money on itと言う意味です。
*実際に起こりうる仮定系では時制を過去にせず(If it rains, I will go back home.=雨が降り出したら家に帰ります)となります☆

B)
Money? You mean the tuition?
= お金?って授業料の事ですか

*tuition(チュション)=授業料

A)
No.
= いえ
B)
Ah! I see!
= あぁ。そうなんですか
A)
Look! Here comes your friend.
= ほら!Cさん来ましたよ

Pull My Weightで自分の仕事をする

船の帆を張るには、重いロープを複数の船員みんなが力を出し合い引っ張ります。
それを起源にPull my weightは他の人がしているように自分の仕事をする、責任の一端を担うという意味で使われます。
おや?学校で共同作業の課題をしている生徒と先生が何か話しています。
何を話しているか聞いてみましょう♪

☆起源
はカヌーを漕ぐ時に自分もちゃんと漕ぐという説もあるそうです..英語の教師をしている友達(2人)に電話してみたのですが知らなかったです。。

例文

<例1>
先生)
Hi everybody.
= やぁ、みんな。
How’s your project going?
= プロジェクトは進んでる?
マイク(生徒)
It’s going well, teacher.
= 順調です、先生。
But…
= ただ。。
先生)
What?
= どうしたの?
マイク)
If each of us doesn’t pull each our weight
= みんなでしないと
I’m not sure if it’s OUR project..
= 僕達のプロジェクトなのか分かりません..
ポール(生徒)
Are you saying I’m not pulling my weight?
= えっ、僕がちゃんとやってないって言うの?
マイク)
Well, yeah.
= うん、まぁ。
ポール)
Oh ok. So you’re pulling your weight and I’m not?
= あ、そう。なら君はやってて僕はしてないんだ?
マイク)
What you think?
= どう思う?
ポール)
I’m pulling my weight! I’m here right?
= 僕はやってるよ!ここにいるでしょ?
マイク)
Thanks for coming, but that’s not enough..
= 来てくれてありがとう、でも、それじゃないでしょ..
^^;

☆単語☆
*each=それぞれ
*例文のOUR(私達の)のように語句を強め分の特定の箇所を強調できます
*ポールの発言
You’re pulling your weight and I’m not (pulling my weight)?
の()の部分の動詞は前と同じ(pull weight)なので省略できます!
☆対話式☆
実は対話式でのイディオム記事を今年中に復活させたかったので今日は対話式で書きました(*^^*)
けど例文が1つになってしまうので、もう一つ♪

<例2>
They always tell us to do this and that..
= いつも、あれをしろこれをしろってさ..
They don’t know they have to pull their own weight for the success.
= 成功には、自分でも仕事しなきゃいけないって事分かってないんだよ..
weightの前にownが付くこともあります。
own weightで-自身の仕事になります^^)
<例>I’m pulling my own weight.
= 自分自身の仕事はしてます。

Busman’s Holidayは休日も仕事

バスドライバー(busman)の休日、Busman’s Holiday
「休日なのに普段の仕事と同じ事をする日」の事です。
一日単位の休日と連休、どちらにでも使えます♪

☆起源☆
には2説があるそうで
近頃、問題視されているバスドライバーさん(当時は馬車)の長期労働が1890年代にもあり本来は休みの日なのに仕事をしていたためと言う説と、
同じく1890年代イギリスで休みの日、他の人が自分の馬を丁寧に扱ってくれるか心配で乗客として馬車に乗り結局、仕事の日と同じになってしまった、という2説があるそうです☆彡

例文

<例1>
Firefighters’ camping turned into a busman’s holiday when they found a burning cabin.
= 消防士のキャンプは、燃えている小屋を見つけた時に休日の仕事になってしまいました。

*firefighter=消防士
fire(ファイア)fighter(ファイター)
複数形にするとfirefightersで終わるので所有格は-s’sでなく-s’とし発音も複数形と同じになります♪
*turn A into ~=Aを~に変える、Aが~に変わる
*burn=燃える、燃やす
*cabin=小屋、船の客室や船長室、飛行機の乗客がいるエリア(キャビン・アテンダント)

<例2>
For my lifeguard friend, going to the beach could be a busman’s holiday, ..
= 友達ライフガードだから、ビーチだと休日の仕事になっちゃわないかな..

*could be ~=~になる可能性がある

<例3>
A)
On my busman’s holiday tomorrow, I will be a chef at a restaurant cooking all day for my family.
= 明日は休みですがレストランのシェフになって、家族のために一日中料理です。

*chef=シェフ
*all day=一日中

1,2,3で使われる事が多いですが、他に
・お客さんの立場から仕事を見る目的や
・休みの日だけど仕事が気になって、無償(voluntary)で出勤する事にも使われます。
<例>
I will take a busman’s holiday to learn my clients’ perspective.
= 顧客の視点も学ぶため、休日ですが出勤します。
*busman’s holidayを取るにはtakeが使われます。

*perspective=遠近法、(物事への)視点