『デタッチメント・優しい無関心』に学ぶ教育

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デタッチメント 優しい無関心(ウィキペディア)

☆単語☆

あらすじ

過酷な人生を歩んできたヘンリーは、代理教師として高校にやってきました。
授業初日、出された課題を紙がないため出来ないとヘンリーのかばんをドアに投げ、反抗的な態度を示す生徒にヘンリーは言います。

「That bag doesn’t have any feelings.
= そのかばんには何の感情もない
It’s empty.
= 空だよ
I don’t have any feelings you can hurt either.
= 君が傷つけられる感情は、僕にもない
I understand you’re angry. I used to be very angry too.
= 怒っているのは分かる。僕も昔すごく怒ってた
You have no reason to be angry with me, because
= けど僕に怒る理由はない、なぜなら
I am one of the few people that’s here trying to give you an opportunity.
= 僕はここで君にチャンスを与えようとしている数少ない一人だから
Now I’m going to ask you to sit down and do your best.
= だから、座って全力を尽くしてほしい。」
とヘンリーが言うと、その男子生徒はペンが欲しいと言います。

ヘンリー
「Kids don’t have any attention span. They’re bored.
= 子供は集中力がありません。退屈なんです
So how are you supposed to reel them in with classic literature
= では、どうやって彼らを古典文学に引き寄せるべきでしょう
if they don’t believe that you have something meaningful to share.
= 彼らと共有できる意味のある何かがこちらにある事を、信じてもらえない時に。」


また別の日、ヘンリーは生徒にいくつかの単語の意味を質問します。
最後の質問として
「Doublethink」と黒板に書き「Anyone=誰か(知ってる人)」と聞きます。
女子生徒が
Having two opposite beliefs at once and
= 2つの反対の考えを同時に持ち
believing both are true.
= どちらも本当だと信じる
と答えると。Excellent(お見事)と答えます。

ヘンリー
To deliberately believe in lies while knowing they’re false.
= 間違っていると分かっていながら、わざと嘘を信じること
Example of this
= この例は
“I need to be pretty to be happy.”
幸せになるために、可愛くなきゃいけない。」
“I need surgery to be pretty.”
可愛くなるために、手術が必要。」
“I need to be thin. Famous. Fashionable.”
やせなきゃ。有名にならなきゃ。オシャレじゃなきゃ。」

Our young men today are being told that women are s. Ashamed.
= 今の男の子は女性がふしだらと教わります。恥ずべきものと
This is a marketing holocaust!!
= これはマーケティングによる(精神の)破壊です
24 hours a day for the rest of our lives、
= 24時間、一生
the powers that be are hard at work. dumbing us to death.
= 社会の偉い人は、しぬまで僕らを騙そうと必死です
So, to defend ourselves and to fight against assimilating this dullness into our thought processes.
= だから自分を守り、この単純化に自分の思考過程が同化されないように
we must learn to read to stimulate our own imagination, to cultivate our own consciousness, our own belief system.
= 想像を呼び起こし自覚と信念を育てるために、読む事を学ばなければなりません
We all need these skills. To defend, to preserve our own minds.
= このスキルはみんな必要です。自分の心を守り、保つために。」
と生徒に教えます☆

The Powers that be

マーシャ・ゲイ・ハーデンさん演じる校長や、同僚も個人の生活で問題を抱えています。それぞれの放課後の映像が流れながらヘンリーが言います。
「We all have problems. We all have things that we’re dealing with.
= みんな問題があります。取り組んでいる事があります
Take them home with us at night. Take them to work with us in the morning.
= それらと共に夜、家に帰り。それらと共に朝、仕事に行きます
I think that helplessness that realization that foreboding of being adrift in the sea with no buoy, no safety net.
= ブイ(浮標)もセーフティ・ネットもなく漂流すると思うと無気力になります
When you thought you’d be the one, throwing the buoy.
= 自分がそうなるのかと思うと、人はブイを捨てるのです

☆メモ☆

ある日ヘンリーの元を女子生徒が訪れ人生に何もなく、自分が長続きしないと言います。するとヘンリーは
「We’re the same. We all feel pain.
= みんな同じなんだよ。みんな痛みを感じてる
We all have chaos in our lives.
= みんな人生に混沌があるんだよ
Life is very very confusing, I know.
= 人生はとてもとっても混乱するんだ
I don’t have the answers but I know if you ride it out, it’ll all be ok.
= 答えを僕は持っていないけど、今を耐えれば全部良くなる事は知ってるよ。」と言います(*^^*)

代理教師としてのクラス最終日に、ヘンリーは生徒に
「When you’re walking down on the hallway or in your class,
= 廊下を歩いている時や授業中に
How many of you have ever felt the weight the pressing down on you?
= 上から押さえつける重みを感じたことのある人は何人いますか?」
と聞くと生徒全員が手を挙げます。

授業の最後にヘンリー先生はエドガー・アラン・ポーの『アッシャー家の崩壊(Wikipedia)』の一節を引用します。
「~There was an iciness, a sinking, a sickening of the heart.~」
= 「氷のような冷たさ、心の沈みと不快感がありました~」