イーグルス|Take it Easyで学ぶ英語

英語を音楽で学ぼう
英語を音楽で学ぼう

・とても便利な表現”Take it easy”
タイトルの”Take it easy”は会話で本当によく使われます。落ち込んでいる友人や、怒っている人に対していう時は”Relax“という意味で使われ、壊れやすい物が入っている箱を、ドスンッと置こうとしている人に言うときは”Slowly(ゆっくり)”という意味で使われます

・(物理的、精神的に)~を緩める“loosen
♪Well, I’m running down the road trying to loosen my load. I’ve got seven women on my mindから
飛行機が気流の影響で揺れたとき、”Please tighten your seat belt and remain seated”(ベルトを締めて、着席下さい) とアナウンスが流れますがこちらの”loosen“は、その逆で緩めるです。
(“L”ですので、舌の先を上の歯の裏に付けながらルと発音します)”load”は「荷物」や「重荷」という意味ですので
歌詞は「荷を軽くしながら、道を走っていたら (車かもしれません)7人の女性が頭に浮かんだ。」と歌っています。

♪Four that wanna own me, Two that wanna stone me,One says she’s a friend of mine”=7人の女性の説明で、文法としては正しくありませんが「4人は僕を所有したく、2人は酔わせたく、1人は友達になりたい。」です(^^;

使役動詞「~させる」のlet
♪Don’t let the sound of your own wheels drive you crazy” から
使役動詞には”have”,”let”,”make”とありますが。”have“と”make“は命令の意味を含むのに対し”let“は「~することを容認する」という意味です。

(3つの内どれでも次に来る動詞は不定詞にする必要はなく、原型の動詞が続きます。
<例>Should I have him call you back?=(彼に電話を)かけ直させましょうか?
Don’t make me walk so long.=そんなに歩かさせないでよ
歌詞では「自分の車輪の音にイライラしないで」と歌っています。

* アメリカのマクドナルドやファーストフード店に行くとLet me get a cheese burger.=チーズバーガーちょうだいなどと言ってる人がいます(*^^*)

Lighten up” は元気出して!という意味です!
元気出しては他に”Cheer up!” や”Encourage yourself!” が、よく使われます♪

・Don’tと使い「しないで」を強調するeven
ただ”Don’t encourage me.” と言えば「励まさないで」ですが”Don’t even try to entourage me.”と言えば励まそうともしないで=そっとしておいてという意味です。
歌詞は”Don’t even try to understand”ですので分かろうともしないでになります。

“Take a (your) stand” は「(立場を)明確にする」という意味で通常、相手と違う意見を示すときに使われます。歌詞では「落ち込みそうな自分を励ます」という意味で、使われて”Take it easy”(気楽に行こう)と歌われています。

・「どうなのか」を先に言い「何をするか」を後に言う英語
♪It’s such a fine sight to see” から
歌詞は「アリゾナ、ウィンスローの道角に立っている。」のあと
♪It’s such a fine sight=なんて良い景色”to see”=見ること|と続いています。
英語では、このように先に感想、そのあと動作となります。
<例>It’s good to meet you=あなたに会えて良かったよ
日本語では、逆ですね!

・アリゾナ、ウィンスローの歌詞
こちらの”It’s such a fine sight”は、ウィンスローの景色と次の”It’s a girl, my Lord, in a flatbed Ford slowing down to take a look at me”「”Flatbed”(大きな荷物を運ぶため角のない荷台)があるフォード車のトラックに乗って僕を見ようとスピードを落とした女の子」のことも、指していると思われます。アメリカンですね^^;

・”have to”、”must”よりも頻繁に使われる”gotta
と”will”、”going to”と同じくらい使われる”gonna
♪I gotta know if your sweet love is gonna save meから
gottaは”have got to”の省略形で、例えば「もう出掛けなきゃ」という時”I’ve gotta goや単にI gotta goと言われます。
またgonnaは”going to”の省略形で「あなたのうちに今夜行くよ」という場合”I’m gonna go to your place tonight.” と言います。
歌詞
「たのむよ。「たぶん」なんて言わないでほしい。アナタの甘い愛が僕を救ってくれるか、知らなきゃいけないんだ。ここに戻ってくることはないけど、僕らは失敗するかもしれないし、上手くいくかもしれない。(フォードのトラックに)乗るから、ドアを開けて。」と続いています。

最初の「道を走っている」場面に戻り最後は「問題の世界(world of trouble)」が頭に広がります
そして「被っている仮面(my cover)を外そうとしない、恋人を探している。彼女(そういう人)を探す(“find”)のは、難しいよ」と歌っています。

*旅番組などで良く使われていることに気付き^^;この曲”Take it Easy”を取り上げました。
イーグルスの『イーグルス・グレイテスト・ヒッツ 1971-1975』は世界で最も売れたベスト・アルバムだそうです(^^♪ (参照:ウィキペディア)